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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
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ゾラの「居酒屋」の原題は?

 まいどっ、ちゃみでっす。
 結局、今週は、まとまったテーマがめっからなかったようです。
 じゃなくって、写真が間に合わなかった?
 どうせ大した写真じゃないのに。
 あ、いやいや。
 なので、今週は、かなりお茶濁しになるようです。
 で、本日はなんのお話しですか?
 ビストロの続きっつうか、フランス語のお勉強? なんじゃそりゃ。

 え〜と、10月の23日に[ビストロを居酒屋って訳したのは誰?]というタイトルで、フランス料理のお話しをちょとしました。
 ビストロって、居酒屋って訳すけど、実際は、ちょとカジュアルなレストランってゆうくらいの意味なんだって、そういうお話しでしたよね。
 そいで?
 そしたらあとで思い出した。
 いっつもこれだ。で、なにを?
 エミール・ゾラに「居酒屋」という小説があるではないか、と。
 すいません。読んだことありません。
 でも、ゾラって、19世紀フランスの大作家でしょ。ほかに「ナナ」とか書いてて。 はい、本屋さんの文庫の棚で見たことあります。
 あ、そうか。ビストロは居酒屋じゃないって言っちゃった手前、あの「居酒屋」って小説の原題はなにか、気になっちゃったわけね。
 そしたら?
  “L'Assommoir" というタイトルでした。
 そこで、このAssommoirを辞書で引くと、屠殺用の棍棒、棍棒、とあって、その後ろに[(俗)居酒屋]とありました。
 はは〜あ、俗語で居酒屋を指すんだ。
「いっちょ棍棒でひっぱたくか」とか言いながら、飲みに行くんだ。
 だがしかし、ここで指す居酒屋とはなんなのか。
 そこで今度は、とあるネット辞書で、居酒屋を和仏訳してもらいました。
 すると、ぬあんと、Aubergeという答えが出てきたのです。
 Aubergeって? カタカナで書くと、オーベルジュ。
 ん? オーベルジュって、ここ何年か、あちこちに増えてるヤツだよね。
 宿泊施設付きのレストランって感じのとこじゃないの?
 そうだよね。
 わるとお洒落なとこが多くて、フレンチとかイタリアンの、それも本格的な料理を出してくれて、そいでもって、10室以下の、少なめの客室があって、お泊まりもできる。
 そんなイメージでしょ。
 いい素材の手に入りやすいとこにお店作ったけど、お客さんに不便だから、お泊まりもできるようにした、みたいな感じじゃないの?
 それが、居酒屋?
 またまた誤訳?

 でもちょっと待て、と蒼辰が言ってます。
 現代のオーベルジュはそうなんだけど、昔は違ったんじゃないか、と。
 辞書ひくと、Aubergeって、宿屋・小旅館とか書いてあるんだよね。
 で、Hotel のほうは、旅館なの。
 どう違うの?
 つまり、オーベルジュは、飲食施設付きの宿泊所ではないか、と。
 ん? だから、ホテルって、西洋では素泊まりがキホンですよね。
 朝ご飯は出るけど、キホン、飲んだり食ったりはできない。
 パリのプチホテルだと、朝ご飯、お部屋まで運んでくれるんでしょ。
 あれは、朝食食わせるスペースがないから部屋に運んでるんだ。なぁ〜んだ。
 あ、余談でした。
 でもって、オーベルジュ。
 素泊まりのホテルと違って、ご飯も食べられる。
 つまり、日本の商人宿に近い感じじゃないかってゆうのね。
 あと、国道とか走ってると、たま〜に、食堂の上が民宿になってたりする、あんな感じ。
 ゾラが「居酒屋」書いた19世紀の昔のことですからね。
 行商人とか、旅芸人とか、あるいは、近くで工事でもあればそこに働く人とかが長期滞在したりする。
 あ、そうか。小さな町で10日間くらい働くペンキ職人さんとかだと、ホテル泊まりじゃ不便だし、高くつくんだ。
 そこで、わりと安直な飲食施設付きの宿泊所であるところのオーベルジュを利用する。
 そりゃ便利ですよね。
 働きに来てる人にとっては、一日の労働が終わると、宿に戻れば、そこでご飯食べられるんだから。
 でもって、夕飯も終わると、することないから、じゃ飲もうか、となる。
 酒だけってのもアレだしと、そーせーじくらい出してもらったりするんだろうな。
 そうすっと、近所ののんべたちも、まいんちのように一緒になって飲みに来る。
 そこで、居酒屋状態になると、こういうことなんじゃないかと。

 ふ〜む。
 ま、確かに、19世紀の昔的な風景でわありますわな。
 テレビもない時代だからね。
 と、そんなわけで、ゾラの小説のタイトル「居酒屋」も、ビストロとは無縁なのでございました。
 そもそも、ゾラさんの時代に、ビストロって言葉、まだなかったと思うけどね。
 マナーも含めた食文化も違う上に、飲食店の営業形態も、国や文化ごとに、ずいぶんと違いがありますよね。
 それをニホンゴにするのって、ムツカシイ。
 そもそも、居酒屋だって、ある営業形態のお店が出来て、それを居酒屋って呼び始めたわけでしょ。
 ある営業形態を指すような言葉は、無理やり訳さずに、そのまま、どうゆうお店かも含めて覚えちゃったほうがいいみたいですね。
[キャバクラ]みたいに?
 あ、ちゃみがゆうことじゃありましぇんでした。

 てなわけで、今日はここまでです。
 明日は、こんだイタ飯のハナシらしいです。
 でもって明後日は、これから出かけるお酉さまのリポートになる予定です。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2013-11-27 14:53 | 読むラヂオ
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