病室から送ります・その1 |
はぁい、蒼辰の病室よりお送りしてまっす。 え? 明るすぎ? まぁね、なんせ病室っすからね、いつもよりおとなしめでやります。 さて、直腸に癌が見つかり、手術を控える蒼辰なわけですが、先ずは、癌発見のいきさつを、なるべくみなさまのお役に立つ情報を中心におさらいしてみたいと思います。 はじまりは、ごく普通。 健康診断で、再検査の勧告を受けたのであります。 蒼辰も年ですからね、毎回、再検査の勧告受けてるんですよ。高血圧だのガンマgtpだの。 けど、今度のはちょっと違ってた。 便潜血が、プラスと出ちゃったのです。 これ、高血圧とかみたいな、数値がちょっと出ちゃいましたみたいのとは違いますよね。 白か、黒か、です。 今までずっと白だった、つまり、便に血がまじってたことなんてないのに、混じってた。 蒼辰、いやな感じがしたと言ってます。 そこで、再検査に出かけました。 それも、大きな病院じゃなくって、いつもの、かかりつけの内科の医院です。 ここ、案外大事なのかもしれません。初めましてのお医者さんじゃなく、自分のことをある程度分かっているお医者さんに相談したのって、振り返ればキーポイントだったかもしれません。 で、その、いつもかかってるお医者さんが言いました。 「内視鏡受けなきゃダメだよ」 「分かりました」 蒼辰、これも素直に受け入れました。 ほら、よくいますよね、病院からPCで打った結果表に、再検査(内視鏡)なんて書いてあっても、 「んなもんだいじょぶなんだよ」 とか言って受けないヒト。 かくゆう蒼辰も、そういう一人でした。 でも今回は、自分を知っているお医者さんの言うことだけに、従わざるを得なかったようです。 それとも、どこかに不安というか、予感みたいなものがあったんでしょうかね。 てなわけで、近所で内視鏡のできる胃腸科の医院を紹介してもらい、検査を受けました。 その結果が、 「肛門から10センチのところに、直径17ミリほどのポリープ。内視鏡では動かせないほどの固さであり、まず癌であろう」 とのこと。 これはもう手術で切除するしかありません。 胃腸科の医院から、さらに大きな病院を紹介されます。 と、ここまで、取り敢えず駆け足で説明してきました。 大腸の内視鏡検査の実際とか、また別に紹介したいと思ってます。 ここまでの話、役立ちそう? ポイントは多分、町のお医者さんからの紹介紹介で、信頼できる大病院までたどり着いたってことだと思うんです。 どこか具合が悪くなってからいきなり大病院行っても、なあなかねえ。 そういう話、よく聞くじゃないですか。 かかりつけの内科医から、近所の胃腸科、そこから大病院とたどれた蒼辰はラッキーだったのだと思います。 でも、こゆこと、ラッキーじゃ困ります。 街のお医者さんと病院の連携で、とか、かけ声は聞こえてくるんですけど、うまく機能してるんでしょうか。 医療行政的に、不満なところがあるなら、政治に文句言うより前に、自分で自分のための体制作っておいたほうがいいですよ。 医院と病院の連携に理解があって、それなりのネットワークも持った信頼できるお医者さんに、風邪でもなんでも、普段からかかっておくことが大切なのかもしれません。 なに? そんなにうまくいくかよ、って? それに、今日の話、分かりにくい? うーん、どっかでもっかい説明するよ。 なんせ、病室にてiPhoneとちっちゃなキーボードで作業する蒼辰&ちゃみでございました。 午後もまた、この続きにトライするかも。 じゃね。 |
by planetebleue
| 2013-02-01 10:48
| 読むラヂオ
|
<< 病室だより・その2 | 入院しまっす! >> |