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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
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中国茶のお話その3の後編

 というわけで、ちゃみでっす。
 本日は、昨日に引き続き、中国茶のお話その3の後編でございます。
 ややこしいっす。

 さて、第3回は、大きく分けて、緑茶・青茶・紅茶・黒茶とある中国茶の種類についてお話ししています。
 昨日は、緑茶と青茶のお話をしました。
 本日は、紅茶と黒茶でございます。

 紅茶といえば、イギリスを初めとするヨーロッパのお茶というイメージですが、中国茶の紅茶、イギリスの紅茶といっしょです。
 簡単に言うと、全発酵茶。つまり、完全に発酵(実は酸化)させちゃうわけです。

 そのために、入れたお茶の色が赤い。なので、紅茶なのですね。
 キーマン紅茶という有名な中国紅茶もありますが、全般にはあまり飲まれてないようです。
 やっぱり紅茶は、イギリスのものなんでしょうか。

 そもそも、お茶は中国からイギリス経由でヨーロッパに入りました。
 お茶の原産地は中国です。茶木は中国にしか生えてませんでした。
 日本に渡ったのは奈良時代。ヨーロッパはもっとうんとあとの17世紀になってからです。

 紅茶の産地としてはスリランカとかが有名ですが、あれも、イギリス人が茶畑を開発したのですね。
 お茶文化は、あくまで中国発祥なのです。

 そしてイギリスには、緑・青・紅・黒とある中で、紅茶だけが飲まれるようになりました。
 それにはこんなお話があります。
 その昔、中国からイギリスまで、船底に茶葉を摘んで運んでいる間に、全て発酵してしまった。
 なので、イギリスでは紅茶だけが飲まれるようになった、というのです。

 これ、俗説だと猛烈な反対意見を述べる方が多数います。
 イギリス人は、中国人から茶葉の製法を習い、スリランカやインドのプランテーションで生産するようになったのだ、と。
 ま、そうなんでしょうけど、船底発酵説、なぜか捨てがたいものがあります。

 だって、なんで紅茶だけ飲むようになったのか、明快な説明はひとっつもないんですから。

 それはともかく、かくしてイギリスの紅茶は、日本の緑茶とともに、中国以外での大きなお茶文化圏となったのでした。

 そして、黒茶です。
 実は、これだけが本当の発酵茶です。
 菌を入れて、発酵させます。
 そして、その発酵を止めません。

 なので、年月がたったものほど貴重であるとされています。
 香港のお土産物やさんに行くと[珍蔵六十年]なんて書いたヤツを売ってます。
 もちろん、そんなわけありません。
 もしホントに六十年ものだったら、とんでもない値段がつきます。

 黒茶で有名なのは、なんといってもプーアール茶ですね。四川省で産します。
 特徴はというと、餅茶なんて言い方をしますが、茶葉が、鏡餅型にカンカチに固めてあるんです。
 これを、トンカチでひっぱたいて、崩しながら使います。

 そこで思い出すのが、茶経という本のことです。
 茶経というのは、唐の時代、陸羽さんという方が書いた、お茶についてのもっとも古い文献といわれている本です。
 そこに書いてあるお茶の入れ方っていうのがね、餅型に固めた茶葉を、こそいで粉状にし、それを器に入れ、お湯を注ぎ、ささらで泡立てるのだ、っていうの。
 これ、後半のささらの部分って、日本の抹茶の入れ方、っつうか、立て方に近いよね。
 でもって、餅状に固めたお茶・・・。

 唐の時代といえば、ちょうど奈良時代くらいでしょ。
 なんか、日本の茶道との関係とか、茶葉の初期の製法とか、いろ〜んなことのヒントが隠れているような気がします。
 けど、茶経、もちろんのこと翻訳本なんてありません。
 なので、この件、宿題にさせてもらいます。

 プーアール茶って、一時期日本で、ダイエット茶として有名になりましたよね。
 ただし、それで痩せたというヒト、ちゃみは知りません。

 あと、体を冷やす効果があるので、夏のお茶だというお話も聞きました。
 実際、中国でも、南の地方でよく飲まれています。
 広州や香港では、青茶の鉄観音とならんで、このプーアール茶が二大ポピュラー茶です。
 お店で、お茶なんにするか尋ねられたら、「ポーレイ」と叫びましょう。
 ちゃんとプーアール茶が出てきます。

 あ、そうそう。最後になっちゃったけど、黒茶はホントに発酵茶なので、臭いです。
 っつうか、クセがあります。
 これダメっていうヒトもいるかもしれない。
 馴れると、おいしいんですけどね。

 てなことで、中国茶の大きな分類のお話はおしまいです。
 でもね、緑・青・紅・黒のほかに、白茶と黄茶を入れて、六種類としている本もたくさんあります。
 ただし、白も黄も、半発酵茶です。その上、ひどく少数派です。
 最高級茶のひとつ[白毫銀針]はこの白茶に分類されてます。
 そのせいか、っつうか、どっちみち、っつうか、ホント数の少ないお茶なので、そのうち、なんかのついでにお話させてもらいますね。

 あと、花茶を加えて、七種類とする考え方もあります。
 そういえば、ちょっと高級な中華料理店では、お茶といえばジャスミン茶っていうとこ、今でも結構ありますよね。
 今でも、っていうのは、ウーロン茶がポピュラーになっても、っていう意味なんですけど。

 そう、ウーロン茶がポピュラーになる以前は、ジャスミン茶が、日本での中国茶の代表でした。
 横浜の中華街でも、かつては売ってるのはジャスミン茶ばっかでした。

 じゃ、中国じゃどうかっていうと・・ん〜、どう言えばいいかな。
 かなり趣味性の強いお茶なんですよね。
 花茶の話しも、いずれどこかでテーマにしましょうね。
 ただ、写真必須だから・・いつになるかなぁ。

 てなわけで、中国茶のお話第3回はおしまいです。
 次回は、茶器のお話をする予定になってます。
 けど、ん? Blog的には別のテーマも平行してやるんだ。
 へ〜え。

 っつうことで、中国茶のお話はいずれまた。
 明日明後日あたり、別テーマのお話をup予定です。

 お楽しみにねっ!
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by planetebleue | 2013-06-20 15:16 | 読むラヂオ
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