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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
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ビストロを居酒屋って訳したのは誰?

 ちゃみでっす。
 さ、[読むラヂオ]が始まるよ。

 今週はですね、ハロウィンで2回か3回やるつもりだったのですよ。
 けど、昨日一日で終わっちゃいました。
 なんかハンパなことになっちゃいましたね。
 今度の週末、27日の日曜日が、川崎ハロウィンのパレードの日でしょ。
 木曜くらいまでハロウィンで引っ張れれば、気分も盛り上がったんですけどね。
 昨日一日じゃ、ハンパなことになっちゃいました。

 しかも、先のネタが決まってないっ。
 さ、今週、どうやって埋めるのかな。大変だぞ。
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 てなわけで、え〜と、あ、急きょ、テーマが決まったようです。
 なになに。[外国の料理を食べるということ]。
 ふ〜ん。そんなの、なんか身構えるようなことなんですか? え? 身構えないためのお話、になる予定。
 あは、ならないかもしんないんだ。
 けどさ、タイトル、[ビストロを居酒屋と訳したのは誰?]になってますよ。
 なんと、二回やるつもりで、こういうタイトルにした。
 うまくいくのかな? ふっふっふ。

 そいで、ビストロを居酒屋って訳したのは誰なんですか?
 辻調理学校の創設者でもある、故辻静夫さん。
 へ〜え、そうなんだ。
 1982年 昭和57年に、辻静夫さんは、「パリの料亭(レストラン)」という本を出されました。
 お気に入りのレストランを紹介する、まぁ、今で言うグルメ本ですよね。
 その2年後、1984年には、続編として、お気に入りのビストロを紹介する本を出されました。
 そのタイトルが、「パリの居酒屋(ビストロ)」だった。
 ふ〜ん。
 蒼辰が知る限り、ビストロを[居酒屋]と訳したのは、この本のタイトルが初出だろうと言ってます。
 そうなんだ。

 けどさぁ、そもそもビストロってど〜ゆ〜意味なの? ちゃみは、カジュアルなレストランくらいの意味かなって、なんとな〜く思ってたけど。
 それ、大体正解? わ〜い。
 けど、世間的には、けっこういろんな訳しかたされてるみたいですね。
 ウィキると、驚くことに[大衆食堂]という項目に転送されてしまいます。
 つまり、ウィキ的にはビストロは大衆食堂で、そもそもビストロという項目はないんだ。
 ありゃま。
 で、コトバンクで調べると、[小さなカフェ、小レストランを指し、「定食屋」「居酒屋」などと訳される。元々はワインを提供するバーを意味した]などと書いてあります。
 そうなの? なんか微妙に違うよね。
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 もともと、ワイナリーやワインセラーが、試飲的にワインを飲ませるのに、ワインだけっていうのもなんだから、というので料理も出しはじめた。
 それがビストロのはじまりなのは、はじまりらしいのです。
 けど、今ではもうお料理やさんですよね。
 じゃ、レストランとどう違うのかってゆうと、ほとんど違いがない。
 ないんだ。
 ちゃみが言ったみたいに、ややカジュアルっていうイメージだけで、ほとんどレストランと変わらないんだ。
 ふ〜ん。
 例えば、蒼辰がフランス料理のお店を二軒出すとしたら、クラシックな構えで、トラッドな料理を出すほうは、レストラン。モダンなインテリアで、ヌーヴェルっぽい料理を出すほうは、ビストロにする。
 あ〜ん? レストランと名乗るか、ビストロと名乗るか、店主の好みみたいなもんなんだ。

 実際、パリには、大衆食堂みたいな安いレストランもあれば、高級なビストロもあるんですか。
 う〜む、ややこしい。
 じゃ、さ、話は戻って、辻静夫さんは、なんでビストロを居酒屋って訳したの?
 多分、辻さん的には、入り口入るとお帳場があって、そこから席に案内してくれるのが、料亭=レストラン。そうじゃなくて、入り口入ると、そこがもうダイニングスペースになってるようなお店をビストロ=居酒屋と考えたんじゃないか、と。
 きっと、い〜お店ばっか行ってたヒトなんだよね。
 感覚が、我ら庶民とはちょと違うのかも。
 そう。やっぱそうなんですか。

 そのために、ちょと困った問題が生じることがある。
 どんな?
「ビストロって、ああ、居酒屋なのか」と単純に理解しちゃった一部のヒトが、日本の居酒屋的に使おうとすることがある。
 はあ?
 つまり、ビストロって、レストランとほとんど違いがないわけですよ。ですから、フレンチ・スタイルで、コースで料理を出すのがキホン。
 日本の居酒屋式に、何品かとって、それをシェアしながら飲むというスタイルは、お店にとっては、困ったことになる。
 なんで?
 だって、居酒屋式だと、コースを前提にしたメニュ構成に反するわけじゃない。
 それに、まわりがコースで料理を楽しんでるのに、居酒屋式にやられると、違和感あるでしょ。
 実際、「コースでお召し上がりいただければ」と、予約時に念押しするビストロもあるんですか。ふ〜ん。
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 でも、どうしてフレンチのお店で居酒屋式の食べ方しちゃいけないの?
 それは、文化の違い。
 はぁはぁ。
 日本だと、いろいろ取ってみんなで食べようぜい、になるけど、フランス人から見ると、なぜヒトと同じモノを食べるのか、各自が食べたいモノを注文するほうが合理的である、ってなるんだ。
 さらに、フランス人にとっては、コースで食べるのが、食事なんだ。
 最低でも、オードブルとメイン。これを順番に食べてゆくのが食事であると。
 一品だけ取って、パン食っておしまい、じゃいけないんだ。
 それは、日本で言うと、ご飯とおかずだけで、みそ汁もお新香もないようなもの。
 はは〜ん。
 各自が好きなモノを注文し、ただし、必ずコースで食べるのが、フランス人にとってのご飯を食べること、なんですか。

 けど、そ〜ゆ〜こと言うと、やっぱフレンチって堅苦しい、みたいな受け取り方するヒトもいるんじゃない?
 だってさ、たまぁ〜に、ごくごくたまぁ〜に、蒼辰がフレンチのお店、連れてってくれるけど、ちゃみ、やっぱ緊張するよ。
 なに? フレンチだからって、そんなに堅苦しく考えることない、って?
 そりゃ蒼辰は、いっつもリラックスしてっけどさ。
 ま、図々しいだけだと思うけど。
 そうじゃなくって、なんなんですか?
 外国の料理を食べるということは、外国の食文化に触れること、つまりは、異文化体験である、と。
 なので、食べ方や食事のスタイルも、その文化に従うべきだというのね。
 まぁ〜た、小ムツカシイ言い方するよね。
 こういうことでしょ。
 フレンチ食うときは、おフランス人になったつもりで楽しんじゃえっ!
 そうそうそう、って蒼辰が頷いてます。

 そういえば、[日本人向けにアレンジしました]みたいな料理、蒼辰、あんまし好まないもんね。
 そりゃね、せっかく食べに行くんだから、やっぱ本格的なもん、食べたいよね。
 やっとちょっと言いたいことがわかった。
 ちなみに蒼辰は、外国行っても、日本でも食べられる高級料理より、日本では決して食べられない庶民の食べ物を探すのが大好きなヒトです。
 台湾の牡蠣オムレツとか、香港の腸粉とかね。

 はい。てなわけで、外国の料理を食べるときは、その国の食文化にどっぷり浸かって食おう。できれば、その国人になりっきっちまおう。
 というお話でした。
 明日はどうすんの?
 今日の続き、またはまったく別の話。
 それって、未定ってゆうんじゃ?
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2013-10-23 13:30 | 読むラヂオ
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