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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
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江戸の年の瀬・その3

 まいどっ、ちゃみでっす。
 え〜、今週は、[江戸の年の瀬]というお話をずっとやってます。
 暦買って、煤払いしたとこまでが、昨日まで。本日は、その3回目でございます。

 で? あ、暮れの13日って、正月事始めという、お正月の準備を始める日で、江戸城では煤払いの日なのでした。
 その翌日、14日には、深川の八幡さまに歳の市が立ちます。
 ここを皮切りに、あちこちで市が立ち、大晦日までつづいたのだそうです。
 歳の市、お正月に必要なものなら、なんでも売ってたみたいですね。
 御神酒徳利や鏡餅を飾る三方、門松、注連飾りなど、飾りもの。
 海老や橙(だいだい)など、お正月料理の材料。
 焼き餅の網や、火箸や鍋釜、桶など、お正月の前に新調しておく道具類。
 さらには、羽子板や凧なども売られていたとか。
 はは〜あ、17日に淺草でやる羽子板市って、歳の市の名残だったんですね。
 売るほうは、日替わりで場所が変わってくわけね。ワゴン車ですいってわけにいかないから、大変ですよね。
 しかし、買うほうは、なんかうきうきしますよね。
 どこも人であふれ、物売りの声が飛び交い、たいそうな賑わいだったとか。
 うきうきしてるうちに迷子になった子どもとかもいたでしょうね。
 うん、ちゃみ、その口だな。
 うえ〜ん、おかぁちゃ〜ん。

 でもって、年の瀬の大切な行事に、歳暮がありました。
 あ、その頃からお歳暮ってあったんだ。やっぱりデパートから送ったり・・は、しませんよね。
 失礼しやした。
 親戚やお世話になった人、知り合いなどに、来年もよろしくと挨拶する習慣が、歳暮だったのですか。
 はぁはぁ、字も歳の暮れだ、言われてみれば。
 贈り物は、お餅とか干し魚だったのだそうです。ん? 干し魚? 干物? あ〜あ〜、目刺しとか、身欠きにしんとか、そっちね。
 あと、その年に生まれた赤ちゃんがいる家には、破魔矢を贈る習慣があったんだそうです。
 破魔矢って、初詣で買うんじゃないんだ。
 じゃ、どこで買うの? あ、歳の市か。

 そして、例年15日になると、餅つきが始まります。
 13日煤払い、14日歳の市ときて、15日から餅つきですよ。
 なんか、イベントとして楽しんでる感がありますよね。江戸の年の瀬、なんか楽しそ〜っ。
 あ、だからテーマにしたのね。
 いよっ、さすがっ。
 けどさ、お餅つきって、どこの家でも自分ちでついたの?
 あ、やっぱお金のある家だけだったんだ。
 じゃ、つけない人は、どうするの?
 賃餅か引きずり餅に頼んだ。
 賃餅は知ってる。今でも、和菓子やさんとかに[賃餅あります]なんて、貼り紙出てるとこ、あるよね。
 頼んでおいて、30日とかに取りにいくんだよね。お金払って買うから、賃餅か、なるほど。
 江戸時代にも、もう賃餅あったんだ。
 ただし、江戸時代、高級なお菓子やさんは、お正月用のお菓子作りで忙しいので、やや格下のお菓子やさんが、賃餅を引き受けていました。
 へ〜え。
 お菓子やさっていうけど、和菓子やさんでしょ。
 え? 江戸時代には、和菓子やしかない。そうでした。

 でもって、引きずり餅ってなぁ〜に?
 町内の鳶の者が、人足を傭って、釜、臼、杵なんかを持っていって、注文したヒトの、家の前でつくんだ。
 なんで家の前?
 通るヒトから見えるように。
 家でお餅を搗くのは、お金がある家と思われていたから、見栄で頼むヒトもいたのだとか。
 はは〜ん。江戸っ子って、けっこ見栄っぱりだもんね。
 また、大店なんかでも、店の者は忙しいから、人足とかを傭って餅つきすることも多かったんだ。
 あちこちでお餅つきしてるわけね。
 しかも、大晦日の朝まで続いたんですか。
 なんせ、賃餅を引き受けるお菓子やさんも、引きずりで請け負うヒトも、駆り出される人足も、注文殺到で大変だったんだそうです。
 朝は、夜明け前に灯りをともして、つき始め、夜は夜中までついてたんですって。
 そんなに餅食ったのか、江戸のヒトは。
 だから、15日をすぎると、もう注文を受けつけなかったとか。
 あら大変。うっかり注文するの忘れてたら、餅なしでお正月迎えなくちゃいけないじゃないですか。
 しかも、今みたいに、食べる分だけじゃなくて、鏡餅の分も入ってたわけでしょ、賃餅も引きずりも。
 あっらぁ〜。
 年の瀬って、昔っからあれこれ大変だったんですね。

 こうして、江戸の町のあちこちから、ぺったんこぺったんこと餅つきの音が聞こえるころになると、また別の物売りがやってきます。
 先ずは、福寿草売り。
 鉢に植えた福寿草を売り歩くんですね、江戸のヒトは、これをお正月のあいだ、床の間に飾ったのだとか。
 さすがに風情があるでございます。
 また、荒神松売りというのもやってきます。
 荒神さまってゆうのわ、竈(かまど)の神さまなんですね。その竈に飾るお正月用の飾りが、荒神松でございます。
 季節ならではの物売りが行き交うのって、江戸の町ぃって感じがしますね。
 声もよく通ったんでしょうね。なんせ、クルマ走ってませんし、スピーカー使うヒトもいないんですから。

 そして、25日頃からは、お飾り売りの小屋が立ちます。
 これって、今でもあるヤツ? わりと私鉄の、駅前とかに、小屋がけして、お飾り売ってるの、ときどき見るよ。
 あ、おんなしなんだ。
 ってゆうか、今も残ってるのわ、江戸時代からの名残なのか。
 これも、鳶の者のお仕事ですよね。
 鳶のヒトって、いろんなことやってたんですね。
 その頃になると、飾り松売りなんかも出るんだそうです。門松にする松ですね。

 と、いよいよ押し詰まった感じがしてまいりました。
 ってところで、今日はここまでです。
 明日は、江戸の年の瀬の最終回。いよいよ大晦日を迎え、そして新年となります。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2013-12-19 12:48 | 読むラヂオ
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