excitemusic

16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
ICELANDia
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


若菜摘みって、ホントにできたの?

 まいどっ、ちゃみでっす。
 昨日、七草粥、食べました?
 ちゃみは見事に食べそこねました。なので、写真もありません。今日もテキストのみのupです。ちっ。
 しっかし、1月のこの寒い時期、旧暦でいっても、いいとこ2月中旬くらいの七草の日に、ホントに七種類の草が生えているのか?
 なんかさ、平安時代には、雪をかき分けて、草花の若芽や若葉を摘む、若菜摘みというものがあったとかゆうんでしょ。
 けど、マジ? 雪の下に草が生えているのか。
 本日は、その疑問に答えようというお話でございます。
 せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ・で、春の七草でございますね。
 ほんじゃ、いっこっつ見てきましょうか。

 先ずは、せり。
 これ、八百屋さんに売ってるセリといっしょ? あ、いっしょなんだ。じゃ、食えるわ。
 あ、でも、八百屋さんで売ってるのは、お百姓さんが作ったヤツだ。野生のも、食えるの?
 セリは、栽培のものと、野生のとで、差が少ない。あ、そう。
 けど、野生種を食べるとき、つまり七草のときなんかは、若葉だけを摘んでくるんだ。
 多年生で、湿地や田んぼの脇っちょなんかに、茎が横に這ってて、そこから葉を出すから、2月なら若葉摘みはできるんですか。
 あ、そうっすか。
 じゃ、先ず、いっこクリア。

 つぎ、ナズナっすね。
 ナズナは、別名を、ぺんぺん草といいます。
 は? ぺんぺん草? あの「ぺんぺん草も生えない」のたとえに使われる、ぺんぺん草?
 荒れた土壌でも生えるから、そういう言い方になったんだ。
 けど、なんで[ぺんぺん]なの? ぺんぺんは、三味線の音? 花の下についている果実が三味線のバチのカタチに似ていることから、別名シャミセングサ。そこから、ぺんぺん草になったんだ。
 どっちみち、なんかぱっとした感じはしないわな。
 けど、越年草で、2月には花を咲かせ始めるから、若葉摘みには、やっぱ若葉あるんだ。
 味がよいんですか。ふぅ〜ん。
 にこめもクリア。

 で、ゴギョウでございます。
 こちら、本名をハハコクサというんだそうです。
 古くは、草餅に用いられていた草だとか。あ、昔っから食べてたんだ。
 これまた、冬をロゼッタ葉で過ごす越年草でございます。ロゼッタ葉って? あ、タンポポの冬越しするときの姿か。地面に張りつくみたいに、葉っぱひろげてるんだよね。
 でもって、春先から茎を伸ばす。
 ってことは、まだやらかい茎なら、若菜摘みできたわけね。
 はい、さんこめクリア。

 お次は、はこべら。
 こちらの本名は、ハコベ。
 ん? ハコベって、わりとどこでも道ばたの空き地とかにわしゃわしゃ生えてるやつ? んでもって、ニワトリの餌とかにもする、あれ?
 そうなんだ。まるで雑草じゃん。
 でもって越年草なので、やっぱり早春から葉を出す。しかも、春野菜として古くから食べられていたのですか。
 ふぅ〜ん。よんこめもクリアだ。

 さてその次は、ほとけのざ。
 これがいっちゃん聞かない草だよね。標準和名をコオニタビラコというのだそうですが、これまた、なじみがない。
 でも、例によって冬の田んぼやあぜ道によく生えてるんだ。でもって、ロゼッタ葉で冬を越して、早春にはもう花が咲く。
 はい、分かりました。ちゃんと若菜摘みできるのですね。
 ちなみに、ロゼッタ葉の姿から、ホトケノザという名前になったのだそうです。
 ごこめクリアで、あとにこ。

 すずな。すずなは、カブのことです。
 カブって、蕪? あお、引っこ抜くのに、お婆さんや孫娘や犬や猫まで手伝う、あの蕪?
 ふぅ〜ん、そうなんだ。
 けど、野菜として出回ってる蕪は、もちろん栽培種で、七草に使うのは、野生種。
 どう違うんですか? あんなに根が丸くおっきくならないんだ。そらそうだ。
 でもって、アブラナつまり菜の花の仲間ですから、やっぱ早春に花をつけます。
 ってことは、はいはい、1月下旬でも新芽が探せると。
 ろっこめクリアで、あといっこ。

 すずしろ。こちらは大根です。
 あ、もう分かった。カブといっしょで、大根は栽培種だけど、こちらは野生種なんだ。で、しかも、やっぱアブラナの仲間。
 はい、ななこめもクリアでございます。

 ふぅ〜ん。探せば雪の下にも草って生えてるもんだね。けど、ほとんど雑草扱いだよね、今じゃ。
 ん? 雑草っていうのは、生えてほしくないとこに生えるから雑草で、むしろ野草とか、野生の草花というべき。
 あ、そうっすか。
 その昔は、栽培できる野菜って限られてたし、ハウスもないから時期も限られるし、勢い、冬場は野菜不足になるわけですよね。
 それに、他の季節でも、今でいう雑草? この場合は、野草? ともかく、そ〜ゆ〜、そこらへんに生えてる草花をけっこう食べてたんでしょうね。
 そういや、今でも野草食べるの趣味みたくしてるヒトいるよね。あれでしょ、タンポポも若葉はおひたしとかで食べられるんだよね。

 そうすっと、あれか。冬の終わり、春が待ち遠しい季節になると、そもそも野菜不足してるし、雪をかき分けても、食べられそうな若葉や若菜を摘むのって、けっこう切実だったんでしょうね。
 それに、なんつうか、草花の生命力? そういうのも感じていたのかもしれないね。
 そもそも、香り、けっこうきつい草多いしね。香りの強さも、なにか生命力ってゆうか、体に良さげな感じがしたのかもしれない。
 そう考えるとさ、今どきのあたしたちって、そういう自然の生命力みたいの、感じにくい暮らしになっちゃってるのかもね。
 野草見たって、「食えるの?」ってゆうリアクションがほとんどだもんね。

 ちなみに、七草粥を作るときは、はやし歌ってゆうの歌いながら、とんとことんとこまな板の上で叩いて、細かく刻んでから、粥に入れるのだそうです。
 これさ、若葉・若芽とかいいながら、硬い茎とか根とかロゼット葉そのものとか、そういうのも入ってたんだよ、きっと。
 だから、火が入りやすく、食べやすいように細かくしてたんじゃないかな。

 もちろん、今では八百屋さん行けば、七草セット売ってます。たいがいが、それように栽培したもので、野生じゃありません。
 けどさ、ただ、そういう日だからって七草粥食べるんじゃなくって、昔のヒトが、その香りやらなにやらから、生命力をいただいていたんだってこと思い出して、そんな気持ちで食べると、また味わいも違うかもね。

 と、いいながら、みんごと七草粥食べそこなって、生命力をいただきそこねたちゃみでございます。
 こうなったら、いちんちふつか遅れても、七草粥食べるまでは正月気分でいてやるっ。
 というわけで、明日もまたお正月のお話です。
 あ、言われてみりゃそうだ、的なお話しになるんですとさ。
 七草粥ぅ〜〜っ。
 てなわけで、本日はここまででっす。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
[PR]
by planetebleue | 2014-01-08 13:20 | 読むラヂオ
<< よその国のお正月って? 今日は七草粥の日です。 >>