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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
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チョコレートのはじまりは・・?

 まいどっ、ちゃみでっす。
 いや〜っ、沙羅ちゃん、残念でしたですね。なにが起こったんでしょ。
 けど、スノボのほうは頑張りました。銀と銅ですよ。しかも、あのショーン・ホワイトに勝って。
 てなわけで、まだまだ寝不足がつづく今週来週でございます。
 そして、明後日の金曜日は、バレンタインデーでございます。
 そこで今週は、チョコレートのお話でございます。
 先ず本日は、蒼辰大好きな、はじまり探しから。

 チョコの原料はカカオです。そのカカオの原産地が南米ってゆうのわ、わりと知られてると思います。
 けど、くわしくゆうと、中央アメリカからメキシコ南部の、赤道に近い地方なんですって。
 いわゆる南米大陸ではありませんでした。
 ありゃま。
 でもって、そのあたりでは、かなり昔から栽培されてたそうです。
 栽培とか言われると、畑があるのかと思っちゃいますが、カカオは、高さ5メートルから10メートルの、けっこ高い木です。
 でもって、実がなるまで5年くらいかかるんですって。つまり、柿ほどじゃないけど、桃・栗より長い。
 ってことわさ、わりとこう、庭木みたいに植わってて、そこになる実をとってたって感覚じゃないんでしょうか。
 カカオ農家がいたわけじゃなくて、お百姓さんとか、庭付きの家に住めるお金持ちとかが、ついでに作ってた。
 ほいで、15世紀くらいまで、アステカ民族では、税や貢ぎ物、はたまた貨幣としても流通していたんですって。
 ってことは、けっこ貴重品。
 しかも、値段がつくほど役に立って、保存がきいたってこと?
 カカオ豆って、実の中に入ってる種なんですね。これを、発酵させてから、乾燥させるんですって。
 あ、ちょっとお茶に似てる。ま、ともかく、発酵させて、乾燥させれば、保存もききますわな。
 で、それをどうしていたかっていうと、豆を粉にして、トウガラシとか入れて、水やお湯に溶いて、飲んでいたんだそうです。
 つまり、甘くない。
 んなもん、どうして飲んでたの? 主に嗜好品と言われてるけど、薬用や強壮用にも飲んでいた。
 あ、は〜ん。「これ、体にいいんだよ、いっつも飲んでるんだ」とか、そんな感じね。
 けどさ、貴重品だったんでしょ。つまり、そうたくさんは作れないモノだったのかな。

 でもって、ヨーロッパ人で、ってゆうか、地元のヒト以外で、初めてカカオを知ったのは、あのコロンブスでした。
 これを手始めに、この地域にやってきたスペイン人が、カカオってなにかを知り、ためしに飲んだり、本国に持ち帰ったりするわけね。
 で、そのうちに、砂糖や牛乳をくわえて、苦みを抑えた、甘い飲み物に変身してゆきます。
 最初は上流階級に、やがては庶民も、このカカオ甘い飲料を、おいしいおいしいと飲むようになったのだとか。
 そういえば、スペインの朝ご飯の定番って、今でも、チュロスとチョコレート・ドリンクですよね。
 その時の流行が定着したのか。
 これが、16世紀の後半から17世紀のはじめぐらいのこと。ニホンでゆうと、安土桃山から、江戸時代が始まるころぐらいの出来事です。
 そしてスペインは、その需要をまかなうために、南米の植民地に、アフリカから奴隷を連れていって、カカオの栽培を始めたのだそうです。
 そして、17世紀になると、スペインの王女が、フランスの王室に嫁入りしたことをきっかけに、フランスにも、カカオ・ドリンク、広まっていきます。
 スペインと同じように、上流階級から庶民へ、そして、まわりの国にも。
 ロンドンで、最初のチョコレートハウスが開店したのが、1657年のことだそうですから、その頃には、ベルギーやオランダ、ドイツにオーストリアにスイス、今ではチョコ国として知られている国にも広まっていったんでしょうね。

 やがて、産業革命の時代、19世紀の前半・・ニホンでいうと幕末くらいね・・に、さまざまな改革や改良の末に、現在のようなチョコレートが生まれます。
 先ず、1828年に、オランダのバン・ホーテンさんが、ココアパウダーとココアバターを分離する方法で特許とってます。
 1875年には、スイスのアンリ・ネスレさんが、ミルク・チョコレートを開発しました。
 さらに1879年には、スイスのリンツさんが、コンチェを発明し、それまでざらざらだったチョコが、なめらかなものになりました。
 そうこうしている間に、ニホンは明治になってました。
 それにしても、バン・ホーテンに、ネスレに、リンツですよ。
 どこも、チョコレートやココア、乳製品の会社として、今でも有名ですよね。
 こうして、20世紀に入ると、チョコレートは、固形型の持ち運べるお菓子として、大きな工場で作られるようになりました。
 そういえば、ピーター・ラビットの原作者を主人公にした「ミス・ポター」って映画がありました。レニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーは主演した、2006年の映画です。
 あの映画で、主人公の恋人は、陸軍にチョコレート売りこもうとしている実業家じゃなかったでしたっけ?
 あの映画、舞台は20世紀に入ってすぐでした。
 そいで、イギリス陸軍は、チョコ、携帯食料に採用するんですよ、たしか。でもって、アメリカも、さらには旧日本軍も、チョコ、兵隊さんに配ったんですよ。
 そりゃ、持ち運びに便利で、あんなにカロリーのある食品、そうはありませんものね。携行食糧としては、ぴったりだったわけです。
 でもって、軍隊で覚えた兵隊さんが、チョコのおいしさを広めてゆく。
 こうして、20世紀の前半に、チョコレートは、世界中で食べられるお菓子となったのであります。

 と、はじまり探しはそれくらいにして、ニホンで生まれたバレンタインデーの風習のハナシにいきたいんですが、それは明日にします。
 ざぁっとさらってきたチョコレートの歴史の最後に、ちょっとこんなことをお話ししておきます。
 現在、世界で生産されるカカオの三分の二は、アフリカで作られています。
 ところが、いくつかの国では、今も、児童奴隷を労働力にしているというのです。
 それも、闇生産とか、そんなんじゃなくて、ある国では、カカオ・プランテーションの7割以上が、児童奴隷によって生産しているとか。
 児童奴隷ですよ。子どもが、奴隷として、働かせられているんです。
 その結果、カカオは安い値段で出荷され、世界中のチョコレート会社に売り渡され、手頃なお値段のチョコレート製品として、コンビニとかに並びます。
 けど、儲かるのは、チョコレート会社と、カカオを卸す会社だけ。
 作っている農家にさえ、チョコ製品全体の1%にも満たないお金しか落ちません。
 まして、働かされている子どもたちには、まったく渡りません。
 これが、現在のカカオ生産の現実です。
 あなたが食べるおいしいチョコレートの後ろには、そんなおぞましい現実があること、覚えていてください。
 そして、できることなら、カカオ生産者にもちゃんとお金が入る、フェアトレードの製品を買ってくれたらと思います。

 せっかくのバレンタイン。
 思いは、彼だけに届けるのじゃなく、遠くアフリカで働かされている子どもたちにも、届けてほしいと思います。

 はい、じゃ、今日はここまでにします。
 明日は、ニホン発の、愛の風習、バレンタインデーのお話しです。
 けっこ、意外なハナシも出てくるよ。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2014-02-12 13:52 | 読むラヂオ
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