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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
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寒いので、鍋のハナシ・その1

 まいどっ、ちゃみでっす。
 さびゅいっしゅにぇ〜っ。なんかさ、町中、氷漬けになってる気分でありましゅ。
 しかもさ、週間予報、見ました? また降るみたいよ、週のまんなからへんに。気温もちゃっとも上がんないみたいだし。
 まだまだ、さみゅい日がつづきそうでございます。d0287447_18105872.jpg
 そんな日々には、鍋っ!
 というわけで、今週は急きょ、鍋のおハナシをすることになりました。
 この写真・・ああ、野球チームの新年会のときのだ。
 これ、魚しゃぶだったんですよね。なので、後ろにお魚のほうの写真もくっつけときますね。
 けどさ、鍋って、あんま写真映えしないっすよね。まして、食べてる途中って、早い話、ぐちゃぐちゃだもんね。
 それと、湯気があるし、笑っちゃったのは、自動でフラッシュ光っちゃったら、反射しちゃって、ただぎんぎらが映ってるだけだったんだよね。
 なので、おいしそうな写真はあんまりありません。あしからず。
d0287447_18111425.jpg
 さて、お家で食べる鍋といえば、まず[寄せ]と[ちり]ですよね。
 [寄せ鍋]は、もともと寄席の楽屋で、噺家さんたちが出番を待つ間に腹ごしらえに食べていた・・って、まぁ〜たまた、まぁ〜っかなウソッ! でしょ、それ。
 決まってんじゃん、そんなハナシ。
[寄せ鍋]の[寄せ]は、いろいろなものを[寄せ集めて]食べるから、[寄せ]です。
 分かりやすい。
 なんだけど、これ、[ちり]との違いをあらわしてませんよね。
 ふつうは、[寄せ]は、お汁にお味がついていて、そのまま食すもの、ってゆうのが、[寄せ鍋]の定義ですよね。
 その代表は、なんつってもちゃんこ鍋です。
 味にも、塩・醤油・味噌とバリエーションがあって、材料も[寄せあつめ]でいいわけですから、なんでもあり。
 栄養があって、バランスもよくって、どれだけでご飯食べられて、ある意味、コンプリート・ミールかもしれません。
 おいちいよね。
 そして、[ちり鍋]は、明治時代に南米のチリから伝わった・・って、それも、まぁ〜っかなウソッ!
 ぼけてないで、さき進めようよ、ったく。
[ちり]は、[寄せ]とは違って、ダシだけで、お汁に味をつけず、ポン酢などのつけだれで食鍋でございますね。
 家庭では、こっちのが一般的かな。
 簡単ですものね。
 代表は、湯豆腐・・ってゆうのは、まぁ〜っかなウソッ! って、なんでぇ。湯豆腐といえば[ちり鍋]の代表でしょうが。
 え? 違うの? どして?
[ちり鍋]の語源は、魚の身がちりちりになるところから、[ちり鍋]になった。
 なので、魚が入ってない湯豆腐は、[ちり鍋]じゃないんだ。
 ふぅ〜ん。じゃ、湯豆腐は、なに鍋なの? は? 豆腐料理?
 そうだけど、なんかごまかされてるような気が・・・。

 けどさ、[ちり]の語源が、魚の身がちりちりになるとこからってゆうんなら、しゃぶしゃぶはどうなるのよ。
 あれは[しゃぶしゃぶ]ってゆう、別の料理だ、って?
 そらそうだけど、蒼辰ちだって、魚入れるときと、肉入れるときと、なにが違うかって、魚か肉かの違いだけで、同じ鍋じゃない。
 なに? そんなに言うなら、鍋を定義してみろ、って?
 なべをてぇ〜ぎ?
 い〜わよ。鍋を、て〜ぎすればいいのね。
 こほん。
[材料を鍋に入れ、食える状態になれば、鍋]
 どお?
 お前、大ざっぱすぎ、って?
 やっぱり。
 じゃ、蒼辰、鍋を定義してくださいよ。どうなるんですか?
 つまり、
[食卓で調理すること]
 なんだ。
 ほおほお。
 つまり、居酒屋さんで注文しても、煮上がったものを出すことはしません。必ず、客のテーブルで火にかけます。
 あれ、パフォーマンスじゃないの。
 温泉旅館とかでも、なんとか鍋は、必ずその場で、火にかけます。
 ああ、あの蝋燭の兄貴分みたいなヤツでね。
 それに対して、似たような料理でも、たとえばモツ煮込みでも、豚汁でも、煮上がった状態で食卓に運ばれます。
 なので、これらは鍋料理ではない、と。
 なぁ〜るへそ。
 けどさ・・・。
 ありゃ、ちょっと待てと言われました。
 なになに。今、頭に浮かんだだろう疑問は、明日明後日に話すから。
 あ、そうっすか。
 その前に、お話ししとかなきゃいけないことがあるのですね。

 なに? 鍋のルーツ。
 まぁ〜た始まった。ホント、蒼辰って、はじまりとかルーツ好きですよね。
 過去があって今があるのだから、はじまりを振り返るのは大切だと。
 はじまりにこそ本質が隠れ、今にいたる変化の中に時代が映されているんだ、と。
 はは、分かりましたよ。
 んで、鍋のルーツは?
 それは、いろり鍋です。
 その昔、ニホンの農家には、囲炉裏というものがありました。
 あ〜、板の間の真ん中が、四角く区切ってあって、そこでたきぎ燃やして、暖房のかわりにもしてた、あれね。
 で、囲炉裏の上には、天井から自在鉤というものが下がってます。
 この自在鉤に、鉄鍋を下げ、囲炉裏の炎で調理しました。
 これが、いろり鍋。
 う〜んと貧しかったその昔、いろり鍋であり合わせの材料を煮こみ、家族みんなで取り分けて食べていたんですね。
 貧しいけれど、あったかそ。
 そして江戸時代になると、お料理やさんでは[小鍋仕立て]という少人数向けの料理を提供していたんだそうです。
 火鉢やコンロを利用して、食卓で調理するものだったんだ。
 ん? 今どきの温泉旅館で出す、一人ひとり鍋に近い感じじゃない?
 あ、やっぱそうなんだ。
 このあたりが、今日につながる鍋料理のルーツではないか、って?
 けどさ、落語の、ほら、[二番煎じ]だ。
 冬、番屋であったまろうってゆうんで、鍋つついてると、お侍が見回りに来ちゃうんじゃない。
 ほんで、番屋での料理は禁止だから、「風邪気味なので、薬を煎じております」って言い訳すると、お侍、「拙者も風邪気味だ」とか言って、鍋一杯食べてくんだよね。
 そいで、去り際に「二番を煎じておけ」ってゆうのがオチになってるんじゃない。
 そもそもさ、江戸時代の料理屋よかもっと昔、農家の囲炉裏よりもさらに昔。
 ほとんど原始時代と見分けつかないくらい昔のこと考えればさ、鍋に水入れるでしょ、食べられる材料入れるでしょ、お腹空かないように穀類も入れるでしょ、でもって、塩で味付けるんですよ。
 そういう、雑炊的ななにか? そういうのが、家庭料理っつうか、特権階級以外のたいていのふつうのニンゲンが、歴史のはじめごろに食べてた料理のルーツでしょうが。
 西洋のシチューだってなんだって、はじまりはきっと似たようなもんだと思うよ。
 ニホンでいえば、そういう雑炊的なモノが、ちっと豊かな時代になると、鍋とご飯に分離したんじゃないの?
 ちゃみは、そう思うよ。
 お、みごとに[はじまりに本質を見つけ]、[変化の中に時代を映し]てるでわないですか。
 あれ? どしたの、蒼辰。
 なんか、めげてます。

 てなわけで、今日はここまでです。
 明日も、鍋のハナシの続きです。
 [しゃぶしゃぶ]のはじまりと、本日の鍋料理の定義はホントに正しいのか、的なハナシになるはずです。
 つまんなそ?
 そう言わないでよ。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2014-02-17 18:11 | 読むラヂオ
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