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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
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F1レジェンドその2・コーリン・チャップマン

 まいどっ、ちゃみでっす。
 さて、週末に開幕戦オーストラリアGPを控えて、今週は昨日今日とF1レジェンドのおハナシをしております。
 昨日は、エンツォ・フェラーリさまが、理想としたレーシング・ドライバー、タッツィオ・ヌヴォラーリさんのおハナシでございました。
 そういえば、昨日、ハナシきれなかったんですけど、ヌヴォラーリさんのニックネームって、[天翔るマントヴァ人]または[天翔るマントヴァの悪魔]とゆうんだそうです。
 マントヴァと聞いて、ちゃみは、シャケトバを連想してしまいました。
 その走りは四輪をドリフトさせっていうんですけど、今で言うと、WRCとかの、ラリーカーみたいな走りだったんでしょうね。
 今のF1では絶対に見られない走りです。
 なんでかってゆうと、冬季オリンピック終わったばっかですけど、アルペンの滑降競技と似てるんですって。
 滑降でも、スキー板滑らせて、雪煙上げて滑ってくと、一見、派手です。
 でも、あれ、滑らせる分だけタイムロスするんですってね。
 なので、なるべく雪煙立てない、スムーズな滑りのがいいんですって。
 現代のF1もおんなしなんですね。
 ドリフトさせると、見た目は派手だけど、タイムロスする。なるたけスムーズに、車を滑らせずに走るほうが、速いのですか。
 なんで?
 今のF1は、ダウンフォースを利用してるから。
 は? ダウンフォースって?
 空気を使って、クルマを地面に押しつける力。
 ・・・・・。
 わからん。
 なになに。ダウンフォースは、現代F1を語る上で欠かせない力なんだけど、やさしく説明するのがムツカシイんだ。
 去年からトライはしてるけど、まだうまく、かつやさしく説明できない。
 あ、そうっすか。
 じゃ、今シーズンはなんとかしてくださいよね。そこ分かんないと、今のF1分かんないみたいなこと言われりゃ、気になるじゃないっすか。
 お願いしますよ。
 フォースなんていきなり言われても、スターウォーズしか思い出しませんよ。ったく。
 そいで、本日のF1レジェンドはどなたなんですか?
 そのダウンフォースを、F1で利用した、最初のオトコ。
 ほう。今度はイケメン? なんで昨日はおっつぁんだったから。
 写真は、これ?
 あ、は~ん。ま、昨日のおっつぁんよりは紳士的だけど、やっぱしおじさん系じゃないですか。
 なんつうヒト?
 コーリン・チャップマンってゆうんだ。
 なにしたヒト?
 ロータスの、創設者。
 ん? ロータス?
 ロータスって、今でも走ってるよね。マロン・・じゃなくって、ロマン・グロージャンのいるチームだ。
 けど、今のロータスは、いろいろ変遷あって、F1では伝説の名前のロータスを名乗ってるだけなんだ。ふぅ~ん。
 ロータスって、スポーツカー? あんまりわかんない。
 スーパーカーの時代に、ロータス・ヨーロッパってゆうクルマ作ってたメーカー。今でも、スポーツカー作ってるんだ。
 その会社のほうが、チャップマンさんが作った会社そのものとして残ってるんですか。
 けど、チャップマンさんが生きてたころは、スポーツカー・メーカーであり、いっしょにF1もやってたんですか。
 どうもね、F1のヒストリーって、いっつもややこしい。
 おハナシは突然、F1マシンのカタチのハナシになります。
 昨日のヌヴォラーリさんの時代から、戦後にかけて、グランプリ・マシンは、フロントエンジンでした。
 エンジンが前にあるのね。ふつうの自動車といっしょだ。
 けど、グランプリ・マシンはどでかいエンジン積む。なので、フロント部分が長くて、もっこりしていたんだ。
 はぁはぁ。
 そこに革命を起こしたのは、イギリス人のジョン・クーパーさんでした。
 なになに。エンジンをミッドシップに搭載した。
 ミッドシップって? 運転手の後ろで、後車軸の前の位置にエンジンを積む。
 後車軸の後ろだったら? それはリアエンジン。ポルシェとかビートルとかがそうなんだ。
 そうっすか。
 それで? ミッドシップにエンジンを積むと、車の回転性能が高くなるから、曲がりくねったサーキットでは、フロントエンジンより速い。
 あ、そうなんっすか。
 そこにさらに、モノコック・ボディというものを持ちこんだのが、コーリン・チャップマンさんでした。
 つまり、それまではパイプを組んで、そこにエンジンとかくっつけて、その上からボディかぶせてた。それを、ボディそのものに、エンジンとかくっつけるようにしたんだ。
 その結果、軽くて丈夫になった。
 へ~え。
 このモノコック・ボディとミッドシップ・エンジンのロータスは、63年と65年に、ドライバーズ、コンストラクターズ、両方のチャンプを獲得してしまいます。
 その時のドライバーが、ジム・クラーク。
 あ、名前は聞いたことあるかも。このヒトもF1レジェンドの一人なんでしょ。
 速さでは、常にセナと比べられる存在。
 ほよっ。
 あ、でも、ちょっと先急ぎますね。チャップマンさんの、肝心なトコロにたどり着いてない。
 でも、この時のロータスは、その後のレーシングカーのカタチの定番になります。
 定番になったはいいんだけど、みんなおなしように速くなっちゃったから、しばし低迷したんですね、ロータス。
 つぎにチャップマンさんが生み出したのが、70年にデビューした新型でした。
 これ、今までフロントに置いてあったラジエターを、横に持ってきた。
 ん? どゆこと?
 ほれ、60年代のF1は、みんな口開けてるだろ、って?
 あ、ほんとだ。みんな先っちょが口開けてるわ。こっから空気入れて、中のラジエターの水を冷やしてるんだ。
 それを、横に持ってきた。
 そうすうっと? あ、ボディの幅が広くなって、あ~、サイドポットってヤツね。そこにラジエター入れたんだ。
 ん? これ、今のF1とおなし構造じゃん。
 そう。この70年に登場したロータスの新型車が、キホン、今のF1につながってるのですか。へ~え。
 そいで、ラジエターのなくなったフロントはどうなったの?
 あ、細くて、鋭くなったんだ。しかもそこにウィングまでついてるわ。
 なるほど、今のF1とおなしだ。
 けど、細くて鋭くて、ウィングのついたフロントって、なんのためなんですか?
 だから、ダウンフォース発生させてるだよ、って、んな言い方しなくったって。
 なにしろ、空気の力で、クルマを地面に押しつけて走っている、現代のF1マシンのキホンを作ったのが、チャップマンさんなんだと。
 あ、その前に、いっかい主流になったカタチも、チャップマンさんなんでしょ。
 すごいじゃないですか。
 そうなんだ。革命家と言われているのですね。
 残念なことに、チャップマンさんは1982年に、58歳という年齢で、この世を去ってしまいました。
 けど、F1のカタチを二度変えたってゆうのは、すごいことだと思います。
 え? なに? チャップマンさんの残した革命がもいっこあった?
 早く言って下さいよ。なんなんですか。
 68年に登場した、ゴールドリーフ・カラーのマシン。これ、車体をスポンサー・カラーに塗った、史上初めてのマシンだったのですか。
 それまでは? キホン、ナショナル・カラーっていう国ごとに定められた色があって、まずその色に塗る。その上で、ストライプ入れたり、アクセントつけることで、同じ国の他のチームと区別してたんだ。
 そこに、なんと、スポンサーの商品と同じような色合い・デザインに塗ったマシンを登場させちゃった。
 はは~ん。これまた、確かに革命だわ。
 その頃からあたりなんでしょうね。F1が、もう町工場程度の規模じゃ作れなくなってきたの。
 なので、スポンサーマネーがどうしても必要だったんですよね。
 それにしても、そういうコペルニクス的発想の転換を果たせるのは、やっぱし天才なんでしょうね。

 というわけで、二日間にわたって、F1レジェンドのおハナシでした。
 これからも、折を見て、F1レジェンドのハナシ、するつもりでいます。
 それと、ダウンフォースね。ちゃんと分かるように説明してくださいよね。
 明日は、今シーズンのF1プレビューです。
 できれば、最初のフリー走行のタイムくらいは見てからにしたいので、ひょっとすっと遅い時間のupになるかもしれません。
 そして、来週月曜日は、当然、オーストラリアGPの観戦記になる予定です。
 さぁ、今シーズンも、たっぷり楽しむゾ。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2014-03-13 13:30 | 読むラヂオ
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