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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
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歌舞伎にはどんなお芝居があるの? その2

 まいどっ、ちゃ〜みでっす。
 んと、えと、えと・・先週upした、歌舞伎のハナシのつづきを、唐突に本日より再開いたします。
 まぁ〜ったく、ばたばたなんですよ、ここんとこ。
 いよいよ師走だっつうのに、だいじょぶなんでしょか。
 え〜っと、でもって先週は、歌舞伎にはどんなお芝居があるの? ってとこからはじめました。
 で、大きく分けて、時代物・世話物・所作物があるんでした。
 所作物は、いわゆる踊りです。踊りだけの一幕です。
 そいで、歌舞伎では、なぜ“舞う”ではなく“踊る”なのか、そして、踊りをなぜ“所作”と呼ぶのか。
 歌舞伎にはどんなお芝居があるの? とわ、ちょと脱線気味のおハナシで終わっちゃったのでありました。
 ま、ウチらしいか。
 てなわけで、本日は、時代物と世話物ってどう違うの? ってゆうおハナシでございます。
 これ、簡単にいうと、武家やお公家さんなど、どっちかっつうと、支配階級に属する人々を主たる登場人物にしたお芝居が、時代物。
 そうじゃなくって、庶民、市井の人々を主たる登場人物にしたおハナシが、世話物。
 ってゆう言い方もできますし、別の言い方もあります。
 よく、歌舞伎ってゆうよ、片手突き出して、「おうおう〜っ」って、うなるヒトがいます。
 そのイメージが、時代物です。
 つまり、様式的で、台詞も重々しいのが時代物。
 それに対して世話物は、歌舞伎の時代物イメージからすると、あっけないほどふつうにリアルです。
 演技も、台詞も、現代劇とそれほど変わらない場合もある。
 歌舞伎と言えば様式美と思ってるヒトには、拍子抜けかもしれません。
 と、こんな説明で、ちょっと分かってきた?
 例をあげれば、あの有名な「勧進帳」は、もちろん時代狂言です。
 でもって、いわゆる近松の心中ものとかは、すべて世話物です。
 そうそう。そういうこと。
 ところが、この分類、なれると当たり前に感じてることも、改めて説明するとなると、ちょとややこしい部分があるのです。
 ってか、時代物と世話物ってゆう分類、いつごろからあるの?
 あれ? 蒼辰も首傾げてるぞ。
 なに? そこんとこ、ちゃんとした資料がめっからない、ですって?
 しょうがねぇなぁ、もう。
 それはともかく、江戸時代から言われていることとしては、時代狂言を一番目もの、世話物を、二番目狂言と呼ぶことがあるということです。
 これ、どういうことかってゆうと、江戸時代の、きっと中期以降からだと思うんだけど、歌舞伎の興行って、最初に時代物、間に所作物をはさんで、世話物、という順番で演じられるのが、ひとつの定番なのでございます。
 現代の歌舞伎座でも、ふつう、みっつの狂言を上演します。
 その場合、一、時代物、二、所作物、三、世話物、という順番を、ひとつのスタンダートしております。
 なんかさ、奥歯にモノはさまってる?
 え〜、曖昧な言い方で申し訳ないんですけど、この定型に当てはまらない上演形態・興行形態もあるがため、なのでございます。
 じゃ、当てはまらないのにどんなのがあるか、それ、長くなるので、先ずは定型を説明してからにしますね。
 ふいっ。
 で、この定型が、これまたいつどのように生まれたのか、ちょと分かりません。
 手がかり、探しておきます。
 ただ、時代・所作・世話の順番で演じるのが、歌舞伎興行の定型になったのは、わりと早い時期だと思います。
 というのは、歌舞伎、最初は、どのお芝居も一幕ものでした。
 つまり、一幕だけで完結しちゃうのね。
 だから、上演時間も短い。
 しかし、18世紀になると、多幕ものというお芝居が登場いたします。
 ひとつのお芝居に、何幕もあって、ストーリーも複雑になり、上演時間も長くなってくるのです。
 そのような、多幕もののお芝居って、その構成が、やっぱし、時代もの、所作、世話物と展開してゆくのですよ。
 一本のお芝居でのハナシですよ。
 例えば、みなさまよくご存知の忠臣蔵を例に取ります。
「仮名手本忠臣蔵」が、正式なタイトルでございます。
 ごく大ざっぱにいうと、序幕から、刃傷、判官切腹までは、時代です。
 でもって、お軽勘平の道行きが、所作。
 5段目6段目の二つ玉と勘平切腹、そして7段目一力茶屋は世話になります。
 こんなふうに、一本のお芝居、ひとつのストーリーの中でも、幕ごとに、時代になったり、世話になったりするのでございます。
 これ、ごくごく大ざっぱに言ったからね。
 実際は、もっと複雑なんだけど、ま、歌舞伎の場合、いいとこどりで、ぜぇ〜んぶやらずに、見所の幕だけ上演することがあります。
 これ多分、江戸時代からそうだったと思う。
 そうすると、自然と、時代・所作・世話という流れで、ぜぇ〜んぶはやらないけど、ストーリーとしてまとまりはあるカタチで上演されることがあるんですね。
 つまり、江戸時代の観客にとっては、歌舞伎興行というものは、時代・所作・世話という流れで上演されるのがふつうだった。
 その観客の嗜好に合わせるためにも、多幕ものを展開する際にも、その流れに沿って、場面を構成した、ってゆう感じがするんですよね。
 もちろん、例によって、大ざっぱにおハナシをくくってます。
 そうとは言い切れないだろっ、っていうお芝居も、たぁ〜っくさんあります。
 ケド、それ、時代とも関係してるんですよね。
 歌舞伎400年の歴史には、当然のことながら、時の流行による変化もあったわけでございます。
 てなわけで、明日は、初期の歌舞伎の歴史をたどりながら、改めて、時代物と世話物の違いってなに? てなハナシをおいかけたいと思ってマス。

 はい、そんなわけで、本日はここまでです。
 明日も、ちゃんとupします。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2014-12-02 18:35 | 読むラヂオ
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