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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
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今度の日曜、義士祭なので、忠臣蔵のハナシ・その2

 まいど、ちゃみでっす。
 さて今週は、こんどの日曜が討ち入りの日ということで、忠臣蔵にまつわるお話をしております。
 昨日は、12月14日という日付にまつわるお話で終わっちゃいましたね。
 そこで今日は、先ずは実史を検証してみたいと思ってマス。
 ほんでまた、当Blogらしいこだわりなんですが、忠臣蔵の実史といいマスが、忠臣蔵は、あくまでお芝居など、フィクションのほうの呼び方です。
 歌舞伎のほうで「仮名手本忠臣蔵」があらわれ、その後、近代になって、舞台や映画など、さまざまな作品が作られました。
 こうした作品の総称が[忠臣蔵もの]であります。
 んじゃ、実際に起こった事件のほうはとゆうと、[元禄赤穂事件]と呼ぶのだそうです。
 つまり、歴史学者とか、そういうヒトたちは、この事件を扱うとき、この名前で呼んでるってことね。
 ほんじゃ、どんな事件か。
 これもう、概略はみなさまご存知ですよね。
 浅野内匠頭という若い殿さまが、吉良上野介という意地の悪い年寄りの殿さまを、江戸城の中で斬りつけちゃった。
 そのため、浅野内匠頭は切腹することになり、主君の無念を思った家臣が、家老・大石内蔵助を中心に、47人で、江戸の吉良邸に討ち入りし、吉良上野介を討ち取った、という、こういうお話でございますね。
 まったくそのとおり。
 けど、概略だけじゃ、やっぱし、なんで? ってゆう部分、ありますよね。
 なので、細かいとこ、ちょと見てこうと思います。
 先ず、なんで浅野くんは、吉良さんに斬りつけちゃったのか。
 ここも、ちょと詳しいヒトなら、知ってるハナシ。
 浅野内匠頭は、幕府の饗応役というお役目を仰せつかってました。
 これ、幕府が、京の朝廷に年賀の使者を参内させます。そのお礼に、天皇の勅使と、上皇の院使が、江戸にやってまいります。
 この、朝廷のお使いを、江戸城で接待するのが、饗応役のお役目でございます。
 ほいでもって、吉良さんはというと、高家というお家柄。これ、幕府の儀式や典礼を司る役でございます。簡単にゆうと、饗応役の、指南役。
 つまり、浅野さんに、接待のやり方をコーチする立場だったのであります。
 ところが、その朝廷のお使いの接待の、ほぼ最終日でございます。
 将軍自ら、朝廷のお使いに、わざわざ来てくれてありがとうと、お礼を言う儀式が行われようとしていた、その直前のこと。
 浅野くん、いきなり吉良さんに斬りつけちゃったのであります。
 ただちに取り押さえられた浅野くん、取り押さえたヒトたちに、「遺恨があるから、討ち果たそうとしたのだ」と言ったとか。
 ほんじゃ浅野くん、どんな遺恨があったのでしょうか。
 実はここが、分からないんですね。
 なぜなら、ろくな取り調べもないままに、江戸城中で刀を抜いた、その罪によって、その日のうちに切腹させられちゃったのであります。
 なんとまあ、即断即決の切腹でございました。
 なんでか?
 ここで登場するのが、ときの将軍さまと、その側近でございます。
 ときの将軍は、五代綱吉公。そう、あの生類憐れみの令で、庶民を苦しめた、いささかエキセントリックなことで知られた将軍です。
 でもって、その側近というのが、側用人・柳沢吉保。これまた、将軍の寵愛をいいことに、側用人という役目以上に権勢を振るったことで知られる、いわば歴史上の悪役でございます。
 そいで、ありそうなハナシなんですが、綱吉公は、朝廷との関係をとっても大切にしていた。
 ですから、この一連のお接待、とっても大事。そのさなかの、わけわかんない刃傷沙汰に、激怒しちゃった。
 事件を報告した柳沢吉保に、ただちに切腹を命じちゃったのであります。
 もちろん、反対意見はありました。遺恨ってなにがあったんだとか、ちゃんと取り調べたほうがいいんじゃないかという、ごくまっとうな反対意見が。
 けど、それを退けたのは、柳沢吉保でありました。
 かくして、浅野内匠頭は、殿中で刀を抜いたという罪により、きわめて例外的に、その日のうちに、切腹を仰せつかることになってしまったのであります。
 ねぇ〜え。
 これがさ、ほかの将軍、たとえば、かの名君・吉宗公だったら・・とか、つい考えちゃうよね。
 てなわけで、ろくに取り調べが行われなかったために、浅野くんが、吉良さんにどんな遺恨を抱いていたのか、闇の中に葬られてしまったのであります。
 だけどこれ、やっぱ綱吉公は気が短すぎたよね。
 だってさ、浅野くんのココロは、「遺恨があるから討とうとした」ってゆう、その言葉しか残らなかったわけですよ。
 となれば、浅野家の家来のみなさま、とりわけ忠誠心のある方が、「殿は遺恨を討ち果たせなかった」と受け取るのは当然だものね。
 いろいろと取り調べをした上で、吉良さんにも悪いとこあるから、両成敗にしようとか、あるいは、こんなこと恨みに思うのは、浅野くんが悪いと、誰もが納得できる証拠を集めるとか、なんかすべきだったんじゃないでしょかね。
 そこ、できなかった。
 綱吉公・柳沢吉保のラインが強力だったからでしょ。
 専横、というものの危険を、こんなとこにも感じてしまいますよね。

 てなわけで、殿中刃傷の実史と、そのポイントを、ざっとおさらいしてみました。
 明日はね、ハナシは飛んで、討ち入りの実際と、元禄赤穂事件のこぼれバナシになる予定でおります。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2014-12-11 18:15 | 読むラヂオ
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