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16年春リニューアルしました! 蒼辰が書くおハナシを随時アップしております。ちゃみのMCともども、読んでやって下さいまし。
by planetebleue
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楽園にも歴史あり・Hawaiiのハナシ・その3

 まいどっ、ちゃみでっす。
 さて今週は、Hawaiiのおハナシなんかしております。
 昨日は、ハワイ諸島に、ポリネシアからやってきたヒトビトが暮らしはじめ、やがて、1778年に、クック船長がやってきた、というところまででした。
 太平洋のまん真ん中に、ぽつんとあるHawaii。西洋人に[発見]されるのが、遅かったのでございます。
 1778年とゆうと、ニホンでは江戸時代の中期、でございますね。
 江戸文化が花開いていたころでございます。
 でもって、オーストラリアやニュージーランドでは、すでに入植者が生活を初めておりました。
 そんな時期、クック船長によって[発見]されたわけでございますが、驚いたでしょうね。
 なにしろ、クック船長の一行を、はじめは神さまの化身だと思ったというんですから。
 それから70年後、ニホンにも黒船がやってきて、開港を求められます。
 ケド、ニホンの場合は、オランダとの交易がありましたから、西洋の事情もある程度はわかってた。
 それに、黒船以前にも、ニホン列島にやってきた外国船はあったわけです。
 けど、Hawaiiの場合は、かなり長い間、ポリネシアの島々ともほとんど交流がありませんでした。
 Hawaii諸島の中で、自給自足の生活を送ってきたわけです。
 そこにいきなり、見たこともない大きな船と、銃や大砲です。
 そりゃ、神さまの化身と勘違いするのも、ムリないかも。
 タダ結局、クック船長は、あんまし人間的な欲望を持ってることがバレちゃったもんで、最後はHawaiiのヒトビトに殺されちゃいました。
 お気の毒に。
 でも、ここにおいて、Hawaii諸島の存在は、アメリカやイギリス、そして他のヨーロッパ諸国にも知られることとなりました。
 当然のように、交易を求めたりする欧米からの船がたびたびやってくるようになります。
 そんな中、ハワイ島の大族長が亡くなったことをきっかけに、Hawaii諸島は、ちょっとした内乱状態になっちゃいます。
 そんな中であらわれたのが、大族長の甥だった、カメハメハさんでございました。
 カメハメハさん、先ず戦上手でございました。
 内乱を制して、ハワイ島を統一します。
 そして、外交手腕にも長けておりました。
 イギリスの海軍と、水兵の安全と引き換えに、他国から守ってもらうという、協定を結んでしまいます。
 さらに、イギリスを通じて手に入れた銃器を武器に、1810年、ついに、Hawaii諸島を統一し、ハワイ王国を建国したのであります。
 すなわち、歴史上、初めてHawaii諸島を統一し、王国を建国し、自ら大王の座についたのが、カメハメハさんだったのであります。
 そしてその有力な武器となったのが、イギリスを通じて手に入れた銃だった。
 なんかどっか、皮肉なことでございます。
 ま、ともかく、こうしてHawaii王国は、ひとつの国家として、欧米列強に対することになったのであります。
 けど、Hawaiiの変化は、とてつもなく大きなものでした。
 宣教師がやってきて、キリスト教を広めます。ついでに、アルファベットを使って、ハワイ語を再構築します。
 ついに、Hawaiiのヒトビトは文字を持つようになったのであります。
 そして、貨幣経済が入りこみます。
 その他、さまざまな文明がやってくると同時に、産業も起こります。
 はじめ白檀が、つぎにはサトウキビが、主要な輸出品目となります。
 これ、わかるよね。白檀は、自然に生えてたものだけど、取って売るようになると、すぐなくなっちゃいます。
 けど、サトウキビは? そう、アメリカからの入植者が、農園の経営に乗り出したのであります。
 サトウキビは、20世紀に入ると競争力なくしちゃうんだけど、アメリカ人の開いた農園は、つぎにパイナップルなどの果物の生産で成功するんだよね。
 その中には、ジェームズ・ドールさんという人物もおりました。
 ま、それはともかく、もうひとつ、1800年代の前半、Hawaiiが果たした、もうひとつの役割がありました。
 それが、捕鯨船の基地としての役割でございます。
 あのさ、マッコウクジラって、アタマがでかいじゃない。あの中に、油が入ってて、それが浮いたり沈んだりするときに大切なお仕事をしてるんだよね。
 でもって、この油、良質な燃料油にもなるのであります。
 これを狙って、開拓時代のアメリカ西海岸では、捕鯨が盛んになりました。
 でもって、沿岸のクジラ、あっという間に取り尽くしちゃったもんだから、西へ、西へと漁場を求めるのね。
 1800年代には、Hawaiiあたりが、捕鯨船の基地としてちょうどいいくらいに、漁場は西に広がってました。
 やがて、ニホンの沖合いにまでやってくるんだよね。
 1800年代も、ちょうど後半に入ったころ、黒船がニホンにやってきて、開港を求めたのも、実は、この捕鯨船の基地が必要だったからなのでございます。
 ま、それはともかく、20世紀に入ると、アメリカで油田が発見されたりして、燃料としての鯨油の需要はまたたく間になくなっちゃって、アメリカの捕鯨も衰退するのであります。
 けど、その間にとったクジラの数といったらっ!
「その反省から、今、捕鯨に反対するのだ」とか言った、アメリカの反捕鯨論者がいたそうですケド、どうにゃらこうにゃら。
 と、まぁ、そんなこんな、クック船長がやってきてから、100年もすると、アメリカ人の経営する農場には、多くの移民が働き、その中には、ニホンジン移民も、多数おりました。
 こうして、Hawaii諸島は、人口も増え、経済的にもぐんと大きなものとなりました。
 そうなると、資産を持ったアメリカ人たちは、より自由を求めます。
 自由って、つまり、経営の自由ね。
 すると、王室が邪魔になってくる。
 そんなこんな、「王権からの自由」みたいなことをスローガンに、海兵隊の力も借りて、カメハメハさんの建国したハワイ王国は、呆気なく倒されてしまうのでした。
 1893年 明治26年のことでございます。
 こうして、ハワイ王国にかわる、ハワイ共和国が、先ず成立いたします。
 初代大統領の座についたのが、サンフォード・ドールという人物。このヒト、果実王ジェームズ・ドールさんの従兄弟なんですって。
 ま、要するに、Hawaiiにも、資本家階級が生まれるまでになってたってことなんでしょうね。
 もちろん、そのほとんどが、アメリカ人でございました。
 やがて、太平洋における、Hawaiiの軍事的重要性に気づいたアメリカは、1898年には、Hawaiiを併合することを決めちゃいます。
 法律が発効したのが、1900年 明治33年のこと。かくして、Hawaiiは、アメリカの領土となったのでありました。
 併合ですよ。領土ですよ。
 いかにも、北米大陸でのアメリカ合衆国の建国物語とは、ずいぶんと違うことがわかりますデス。
 ま、移民し、開拓しちゃ、先住民を追いやって、自分たちのクニにしちゃう、というところでは、一緒なのかもしれませんけど。
 ほいでもって、州に昇格したのは、第二次大戦も終わった1959年のことでございました。
 それまでは、あの真珠湾攻撃のときも、Hawaiiは、アメリカが併合した領土だったのであります。
 そう思うと、他のクニが、戦争で奪おうとゆう野心を持つのも、不思議ではないのかもしれません。
 最近も、中国の高官が「Hawaii、併合してもいい」みたいなこと言って、アメリカ人に不思議がられてましたけど。
 こうしてみると、その土地が、どのクニのものかって、歴史のありゃこりゃの結果であって、元から、あるいはずっと前からそうだったといえる場所って、案外少ないのかもしれませんね。
 土地に歴史アリ、でございます。
 どの土地にも、そこに暮らし、通行し、商売し、戦い、流れた汗や涙や血が、こめられているのかも。
 そんな思いで、その土地を見ると、また別のモノが、見えてくるのカモ。
 あ、そうか。それで蒼辰、歴史好きなんだ。
 え? 今ごろ気づいたか、って? しぃましぇんでした。

 てなわけで、本日はここまでです。
 明日は、どっしよっかな。
 余裕あったら、upします。
 そして来週も、火水木、三日間upの予定。
 テーマは、またまた、歌舞伎のハナシにするつもりで準備しておりますデス。
 ほいでわまたっ。
 ちゃみでしたっ!
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by planetebleue | 2015-01-15 15:35 | 読むラヂオ
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