GOGO豪! っと、オーストラリアのハナシ・その1 |
まいどっ、ちゃみでっす。 サッカー・アジア・カップ。さぁ、ってゆうところで負けちゃいましたね。しかもPK戦。 ほいで、地元オーストラリアの優勝と、開催国的には万々歳の結末でございました。 でもって、全豪オープン、錦織くん、惜しかったですね。 けど、上に行けば行くほど、そう簡単に勝たしてくれないのは当然のことでございます。 つぎの大会に期待しましょう。 と、そんなふたつの大会の開催地となった、オーストラリア、のおハナシでございます。 漢字で書くと、豪、または豪州とも書きます。 これ、もともとの漢字表記が、[濠太刺利]だったので、[濠]と略してました。けど、[濠]常用漢字じゃありません。 そこで、豪または豪州となったのだそうです。 しかし、よその国の名前の漢字表記って、いつごろ、誰が考えたものなんでしょうね。 改めて、ちょと疑問を感じちゃいました。 これ、そのうちテーマにしますね。 で、肝心のAustraliaってゆう本名のほうですが、こちら、もともとがラテン語でございます。 Terra Australis Incognita (南の未知の大地)に由来するのだそうです。 なんでも、ヨーロッパでは、大昔から、南のほうに大陸があるってゆう伝説があったんだそうですね。 元になったラテン語も、文字通り、きっとあるだろう、南のほうの大陸を示すコトバだったんだそうです。 で、大航海時代になって、オーストラリアに到達したとき、「おお、きっとここがそこだ」てなわけで、伝説の大陸の名前をそのままつけちゃったと、こういうことのようでございます。 そうなんですよね。ここもまた、大航海時代に[発見]され、移民によって開発された国でございます。 あ、そうそう。いっちゃんちっちゃい大陸なんですよね。 オーストラリア大陸、でございます。 陸地として、ここよりおっきいと、大陸です。 じゃ、島のほうはとゆうと、グリーンランドが、もっとも大きな島です。 なので、グリーンランドより小さい陸地は、すべて島です。 なに言ってんだ、とか言わないでね。これ、島と大陸の定義なのでございますよ。 てなわけで、広大な国土を持った国でございます。 世界で6番目に広い国なんですよ。 でもって人口が、2100万人あまり。 少ないです。 人口密度が、1平方キロあたり、3人です。 これ、下から3番目です。 なんともはや、ひろびろとした国でございます。 ほいでもって、平らなんですね、オーストラリア大陸。 もっとも高い山の標高が、2230mでございます。 ひとつでも大陸最高峰に登ってみたいなら、ここオススメかもしれません。 きっと、ちょときつめのハイキングって感じでいけそうです。 そいでですよ、標高200mから500mのエリアが、42%にも達するんですって。 つまり、わりと低い大地が、ゆるや〜かに広がっている大陸なんですね。 いいぞいいぞ。 え? だって、なんか住みやすそうじゃない。 と、思ったんですが、そぉ〜でもないみたいですね。 先ず、西の方には砂漠が広がってます。 砂漠は、ヒト、住めません。 さらに、全体的に、水がとぼしく、さらに、土地がやせている、っつうか、耕作に適さないとこもかなりあるようです。 したがって、農業できるエリアが限られている。 ま、限られてるったって、かなりあるわけで、だから、今日まで発展したんですけどね。 にしても、全体でいうと、人間が生きていくには、結構カコクな土地のようでございます。 それでも、古代からこの土地にヒトは住んでいました。 と、思ったらね、すんごいの。 あのね、おおよそ5万年前のことでございます。 氷河期のために、地球上の海面が、100mから150mも下がっちゃった時期があるんですって。 すると、オーストラリア、ニューギニアとかと陸続きになったんですって。 この時期に、ニューギニアあたりから、ニンゲンが移ってきたと、こういうことのようでございます。 ってか。5万年前に、もうニンゲンいたの? ヒトは、30万年前くらいにあらわれた。でもって、5万年前なら、文明はなかったけど、コトバはしゃべってたはず。 へ〜え、そうなんだ。 ま、なにしろ、そんなわけで、5万年前にニンゲン、オーストラリアにやってきました。 でもって、氷河期が終わると、再び海面は上昇し、オーストラリアは、今の大陸の大きさに戻っちゃいました。 かくして、その時、オーストラリア大陸にいたニンゲンは、そこから出られなくなっちゃったのであります。 このヒトたちが、いわゆる先住民・アポリジニのヒトビトなんですね。 ただ、文明を築くほどの人口にならなかったのわ、やっぱり、オーストラリア大陸が、けっこうカコクな環境だったことと関係しているのかもしれません。 あ、今、なにげに[文明を築くほどの人口にならなかった]って言っちゃったけど、そうなんだね。 文明が生まれるには、やはり、それなりの人口が必要なのであります。 そして、それなりの人口になるには、それだけ食糧があるということが条件になるわけです。 なんせ、ヨソの大陸とつながってないオーストラリアでは、穀類の栽培とかも入ってこなかったんですよね。 そんなわけで、やがて大航海時代に西洋人がやってくるまでの、長いながい間、アポリジニのヒトビトは、自分たちの文化を守って、誰にも知られずに、生活していたのでありました。 けどさ、ハワイのときにも感じたことですが、ガラパゴスとか、タヒチとかが、かなり早い時期から、大航海時代の船乗りたちに知られてたのにくらべっと、オーストラリアに西洋人がやってきたのって、遅いよね。 ハワイの場合は、地理的条件で、南米大陸の南を回って太平洋に入るしかなかったから、わりと北のハワイにやってくるの遅かったの、なんとなく分かるけど。 オーストラリアの場合はねえ、通り道でしょ。まして、大陸だよ。 なんとなく分かるのは、どうやら不毛の土地だと思っちゃったらしいことです。 最初にオーストラリアに到達したヨーロッパ人は、オランダ人でした。 1606年のことですって。 ほぼ、江戸時代始まったころだ。 けど、入植が始まるのは、1770年に、あのクック船長がやってきてからなんです。 なんで150年以上、ほっぽっとかれたのか。 ね、不毛の土地と思われちゃったんですよ。 あと、あれだよね。南米とかさ、もともと文明があって、富があって、通商も略奪もできた土地は、もうスペインとかポルトガルに押さえられちゃってたじゃない。 後発組のイギリスとしては、不毛でもなんでも、残ってるとこ押さえちゃえ的な考えだったのかもね。 通商中心のオランダや、入植前に下調べみっちりやるフランスと比べると、なんかそんな気がする。 てなわけで、いよいよオーストラリア大陸にヨー立派人がやってまいりましたところで、本日はここまででございます。 明日は、先祖はみんな悪党だ、というおハナシなんだそうです。 なんだ、そりゃ。 ま、い〜か。 ほいでわまたっ。 ちゃみでしたっ! |
by planetebleue
| 2015-02-03 18:58
| 読むラヂオ
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